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Krakenマニュアル

No_01.png初めて起動する際に

krakenのデータフォルダは下記です。

HD>ユーザ>(家のマークのユーザーアカウント)>書類(Documents)>Kraken_Data

このフォルダの中には、素材のパス等の設定情報が格納され、素材へのパスはデータフォルダからの相対パスで管理されます。
またMIDIアサイン情報もここに保存されます。
データフォルダの中に素材を入れておくことで、データフォルダを他のマシンに持って行って素材一式を移行することが簡単になります。

*最新バージョンの取得方法*
インターネットに接続した状態でkrakenを起動すると、お知らせのウィンドウが表示されます。
MyPage内より新しいインストーラーをダウンロード・保存し、その後実行してください。
※アップデートの必要がない場合は表示されません。

◇MyPage
https://mypage.techlife.sg

ログイン後、’Show Your Products’をクリックします。
'Licensed Products'の中から、krakenをクリックし、’Download URL’の'DOWNLOAD'よりダウンロード・保存し、その後実行します。

No_02.png素材の追加方法

素材の追加方法は主に2つあります。
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1.素材管理エリアにFinderからムービーファイルをDrag&Dropする方法
2.素材管理エリアを右クリックし、Add Media...を選択し追加する方法

*ファイル単位でドロップします。フォルダ単位ではドロップできません。

'ExtraLayer'への素材の追加方法
→ExtraLayerでは、Movie/Image/SWF/Syphonがサポートされています。

ExtraLayerの選択パネル上で、読み込みたい3x3のエリアの上で右クリックすると、ポップアップ画面が表示されます。
’Edit setting...’を選択するとダイアログが表示されます。

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画面が開いたら、該当の形式のタブをクリックします。
’Load...’ボタンをクリックして、該当の素材ファイルを選択することで、素材をセットすることができます。

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アイコンは、SNAPボタンをクリックすることで現在表示されている映像をアイコンとして登録できます。

TEXTについて
この項目は、テロップ用に作成されたSWFに指定する文字列を記述します。
テロップ用のswfは、トップ階層にstatementという変数を用意します。
この変数に指定した文字列をセットします。

BLENDについて
この項目は、ExtraLayerを既にMixされたAチャンネル、Bチャンネルの映像にどのように重ねるかを指示するものです。
・Default:アルファを考慮した通常のブレンド処理
・Add:単純に加算合成をします
・Subtract:減算合成します
・Rev-Subtract:反転したものを減算合成します

DISPLAY TYPEについて
・Stretch:常に画面一杯に拡大して表示します。オリジナルのアスペクトは無視されます。
・Letter box;オリジナルのアスペクトを維持します。黒い帯が付きます。
・Crop:オリジナルのアスペクトを維持します。

No_03.png素材の選択方法

素材をDragし、各チャンネルのプレビュー上でDropすることによって再生が行われます。
またはカーソルを移動して、returnキーを押すことによってカレントチャンネルでその素材を再生することができます。

Direct Key Mode
Direct Key Modeを有効にしておくと、 素材管理エリア内に表示されている英字(キーボード割り当て)を押すと素材をダイレクトできるようになります。
なお、キーボードの'shift’キーを押しながら英字を押すと、反対側のチャンネルに振り分けて再生されます。

画面左上'kraken'>Preferences…>System タブ内の’Direct Key Mode’にチェックを入れると有効になります。

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ExtraLayerの選択方法
→ExtraLayerの場合、マウスを押している間か、キーボードでキーを押し続けている間だけ、表示されるようになっています。
そのため、マウスを放す、またはキーを離すとExtraLayerの表示は中断されます。

*キーボードの'command’キーを押しながら素材をクリックすると、固定し表示し続けることができます。
もう一度素材をクリックすると解除されます。
キーボードは、i、o、p、 k、l、;、 ,、.、/ の3x3にキーが割り当たっています。

ストックエリアとPatchの活用
瞬時に出したい素材を、一時的に置いておけるエリアがストックエリアです。

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素材エリアからDropして配置するか、Command+F1~F4で記憶させます。
ストックエリアをクリックすることで、現在再生中のメディアと入れ替えることができます。
入れ替えは、F1~F4キーで行います。

*ショートカットキーはカスタマイズ可能です。
デフォルトのショートカットキーがアサインされている必要があります。

画面左下にあるPatchは両チャンネルのストックエリアを記憶させる機能です。
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事前にストックエリアに素材をセットし、パッチエリアにある、「SET」ボタンを押すと、選択されたパッチに記憶されます。
9つまでセットすることができます。

*パッチのサムネイルは、現在最終出力されている映像が入ります。
準備中のストックエリアを記憶させるための機能のため、現在再生している両チャンネルのメディアは記憶されません。

No_04.pngキャプチャデバイスの選択方法
キャプチャデバイスが使えるよう、まずは設定を有効にします。
画面左上'kraken'>Preferences… を開きます。
右側にある’CaptureDevice’ボタンをクリックします。
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※クリックすると、上記キャプチャのようにグレーになり、ボタンが押された状態になります。

'close'で閉じ、krakenの画面に戻ります。
画面右下’Camera 1’’Camera 2’のボタン上で右クリックすると、’Edit setting...’というポップアップメニューが表示されます。
これを選択することで、キャプチャデバイスの設定や表示位置等を変更することができます。
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キャプチャデバイスは、ボタンがハイライトになっている時に表示されます。
もう一度押すことによって、表示を取り消すことができます。
ショートカットキーやMIDIデバイスを使用した際にも同様です。

映像は以下の流れになります。

チャンネルA + チャンネルB → キャプチャデバイス1+キャプチャデバイス2 → ExtraLayer → 変形アジャストメント → マスク処理 → OUT

キャプチャデバイス設定
’Edit setting...’選択後、ダイアログが表示されます。このダイアログで、キャプチャデバイスの設定を行えます。
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Device
キャプチャデバイスを切り替えます。使用されているキャプチャデバイスは候補に表示されません。
’Disable’を選択するとキャプチャデバイスを解除出来ます。

Setting...
選ばれているキャプチャデバイスの詳細設定を行えます。

LAYOUT TYPE
表示位置を選択出来ます。

DISPLAY TYPE
LAYOUT TYPEがCenterの時だけ設定が行えます。中央に表示する際の表示方法を指定します。Center以外の場合には、アスペクトを維持した状態でそれぞれセンタリングします。

BLEND
重ね合わせの方法を指定します。
・Default:上書き表示
・Add:加算合成
・Subtract:減算合成
・Rev-Subtract:反転減算合成

Mirror
左右を反転するかを指定します。

No_05.pngチャンネルプレイヤー
チャンネルプレイヤーには、各チャンネルのプレビュー、Dimmerスライダ、シークスライダ、スピードスライダ、Play/Stopボタンが配置されています。
・Dimmerスライダ:明るさを変更します。
・シークスライダ:再生位置を表示します。
・スピードスライダ:再生スピードを0.5〜1.5倍速まで変更可能です。
・Play/Stopボタン:再生/停止を切り替えます。
・Dimmerスライダ、シークスライダ、Play/StopボタンはMIDI機器から制御可能です。
・スピードスライダ、Play/Stopボタンはショートカットキーからも制御可能です。
・スピードスライダはノブをダブルクリックすることで、デフォルト(1倍速)に戻すことが可能です。

No_06.pngスクリーンセッティング
画面左上’Window’>Screen Settingを選択するとスクリーンセッティングに関するウィンドウが表示されます。
*スクリーンに合わせたい場合は、’’RESOLUTION’>Screen Fit を選択します。

ここから最終出力映像の解像度を変更することができ、また以下の調整が可能です。
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・RGBの色調調整
・2面送出のタイプ選択
・トランジションカーブの変更
・4頂点による変形
・グレイスケール画像によるマスク処理

色調を調整したい場合には、Color-Adjustment Enableを押します。
以下のスライダが有効になります。
・Dimmer:Max輝度を調整します。
・Red:赤を調整します。
・Green:緑を調整します。
・Blue:青を調整します。

*Red, Green, Blueは向かって右にスライダを移動させると加算され、左に移動させると減算されます。
初期状態に戻したい場合は、Resetボタンを押してください。

また常に以下のオプションが使用出来ます。
・Rear:リアプロジェクション用に水平方向を反転して送出します。
・Flip:天つり用に上下を反転して送出します。

Keystone
4頂点を使用して最終映像を変形できます。
またグレイ画像を使ったマスク処理も行えます。
マスク画像は、jpg, png, tif, bmpの拡張子を持つ画像ファイルをサポートしています。
最終スクリーンの解像度にそのままマッピングされますので、最終スクリーン解像度毎にマスク画像を用意してください。

Display
主に2面送出を行う場合に利用します。
・デフォルト:通常の送出方法
・F / F:最終映像を水平方向に2分割して送出します。
・F / F':最終映像を水平方向にミラーリングして2分割送出します。
・A / B:Ch.AとCh.Bを水平方向に分割して送出します。
・EdgeBlending:デフォルトと同様の送出方法をとりますが、中央にエッジブレンド処理を施します。

EdgeBlending
エッジブレンディングは、複数のプロジェクタ同士の結果を滑らかに見せるための技術です。
プロジェクタをきっちり端を揃えるよりもあえて重ねて投影し、滑らかに見せた方が設置が楽なケースもあります。
そのような時に本機能が利用できます。
・Blend Width:重ね合わせる領域の幅を制御します
・Blend Power:クロスフェードのカーブを変更します(デフォルトでは1.0です)
・Luminance:クロスフェードの明るさを制御します(デフォルトでは0.50です)

*プロジェクタ毎に輝度カーブのガンマが異なる場合には、それぞれRed,Green,Blue別にガンマを指定することが可能です。

No_07.pngメディアセッティング
このウィンドウには最後に表示した素材の設定情報が表示され、必要であれば変更が可能です。

素材管理エリア内で右クリック>’Setting...’を開きます
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・BPM SYNC:Speed設定を無視し、BPMに合う形で再生スピードが調整されます。
・SOUND TRACK:有効にするとサウンドトラックも同時に再生されます。

素材管理エリア内で右クリック>’Display Type’ を開きます。

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・DISPLAY TYPE:Stretch、Letter box、Cropを選択できます。
サウンドトラックを有効にすると一般的に立ち上がりのレスポンスが落ちます。必要な場合を除き、無効にすることをおすすめします。


No_08.pngMIDI設定
汎用的なMIDIコントローラをサポートしています。
MIDI信号のうち、ノートNo.とコントロールチェンジに対応しています。

鍵盤にムービーを割り当てる際には、3オクターブの白鍵を利用します。
一番下(低音)のC3もしくはC4を選択し、NoteNo.のFunction listでCall MediaとしてAssignします。
Call Media以外は、どの鍵盤にもアサインが可能です。

CCの割当時において、Signal Typeを変更できるようにしました。
・Always:  受信データを参照せず、データを受け取ったらトリガーします。
・Not 0:   受信データがゼロ以外の場合にトリガーします。

No_09.png使用可能な素材について
・QuickTimeで読み込み可能な動画、静止画
・QuartzComposerファイル(qtz)

*Real_col_Attention.pngQuartzComposerは、要求されるCPU負荷/GPU負荷が大きくなりますので、ご注意ください。

1ファイルを100MB以下と想定しています。それよりも大きいファイルは再生時のレイテンシが長くなります。
最大解像度は、最大最終スクリーンと同サイズの3072x1440としています。
この解像度よりも大きい場合にはインポートされませんので、ご注意ください。

レイテンシを重視し、長尺ではないいわゆるvj的な使用の際には、HAPを推奨します。
またシークスピードを重視する場合にも、HAPを推奨します。
HAPの詳細はコチラをご覧ください(外部サイト/英語です)


素材を右クリックすると’Display Type’というメニューが表示され、ここでStretch、Letter box、Cropの中から選択できます。
デフォルトではStretchが選択されています。
・Stretch:常に画面一杯に拡大して表示します。オリジナルのアスペクトは無視されます。
・Letter box;オリジナルのアスペクトを維持します。黒い帯が付きます。
・Crop:オリジナルのアスペクトを維持します。

*パブリッシュする際の設定は、FlashPlayer9以降にしてください。FlashPlayer9以降で動作します。

No_10.pngバンク数について

バンク数は12バンク用意しています。1バンクは7x3(3オクターブ分) = 21素材となります。
使用できるメモリが少なくなると自動的にキャッシュアウトしますので、再生時のレスポンスが悪くなるケースもあります。

ExtraLayerのバンクは、3バンク用意しています。1バンクは3x3 = 9素材です。

TIPS ショートカットキー一覧

ESC: BreakDown
[]: メディアグループタブ上下
PageUp/PageDown:メディアグループタブ上下
Command+F1-F4: ストックエリアセット
F1-F4: ストックエリア呼び出し
Space:トランジションスイッチ
Enter:選択素材を右へセット
Shift+Enter:選択素材を左へセット
↑:カーソル上移動
↑+Command: トータルディマーUp (optionキー併用で荒く)
↑+option: グローバルスピードUp
↓:カーソル下移動
↓+Command: トータルディマーDown (optionキー併用で荒く)
↓+option: グローバルスピードDown
←:カーソル左移動
←+Command: トランジションDown (optionキー併用で荒く)
←+option: メディアグループDown
→:カーソル右移動
→+Command: トランジションUp (optionキー併用で荒く)
→+option: メディアグループUp
qwertyu
asdfghj
zxcvbnmメディア呼び出し(プリファレンスで挙動変更可能)
1-9:エフェクト
iop
kl;
,./ エクストラレイヤー呼び出し
0:BPMタップ
-:BPM Down
^:BPM Up
¥:Accent Set
@:キャプチャカメラ1トグルスイッチ
::キャプチャカメラ2トグルスイッチ